2019年11月14日
「白銀の廃墟 玄の月」 小野不由美
昨年、発売が決定してから、あと半年、あと3ヶ月、あと1週間…と十二国記を心待ちにしておりました。
発売当日は台風が来て購入できず悶々とした一日を過ごし、ようやく手にしてもなんだか読むのがもったいなくて数日本棚に飾っていました。(笑)
でも、一度読んだら止まらない。
徹夜で読んでしまいました。
徹夜なんてしたら、次の日に支障があるはずなのにむしろ興奮と余韻で眠れない!!
こんなに心躍る日々を与えてくださった小野不由美さんに感謝です。
1、2、3巻と4巻のほぼ終わりまで辛く苦しい展開でした。
残り数ページでの怒涛の終わり方に色んなところをすっ飛ばして読み終えました。
もし天があって、天がこの世界を動かしているなら泰麒と驍宗に強くなってもらいたいという願いからの試練だったのでしょう。
これならわかる気がします。
うーこも大学に入ってから2年おきに試練がやってきます。
高校まではのんべんたらりと生きてきました。
高校まではのんべんたらりと生きてきました。
大学に入ってすぐに円形脱毛症でハゲました。
このおかげで就活の厳しさをはねのけるほど強くなれました。
このおかげで就活の厳しさをはねのけるほど強くなれました。
その2年後、就職先でお局様にしごかれました。
毎日ボロクソ言われ、スプーン投げられ(笑)、質問すれば無視され辛い半年でした。
毎日ボロクソ言われ、スプーン投げられ(笑)、質問すれば無視され辛い半年でした。
でもやめる頃には一番の理解者となり、信頼できる仲になりました。
そしてまた2年後、急に仕事がなくなり無職になりました。
思いがけないことに焦り、今後の展望が見えないことに不安に押しつぶされそうでした。
思いがけないことに焦り、今後の展望が見えないことに不安に押しつぶされそうでした。
けれど蓋を開けてみれば、今勤めている会社は定時で帰れて、夜は塾を手伝える毎日は最高です!
ここまで2年おきに試練がくると2年後は構えるものです。
「今年は試練が来るぞ!」と心のどこかで思っていました。でも今まで乗り越えてきたから大丈夫という余裕があったのも確かです。
まさか子宮頸がんで子供が産めない身体になるとはおもってもみませんでした。
この試練は2年たった今も乗り越えられていません。
インスタで友人の子供があがれば落ち込みます。
不倫した人間が出産した話を聞けば落ち込みます。
泰麒は強くなった。
麒麟としての枠を飛び越えて乗り越えた先に王を取り戻せた。
やはり試練には意味があるのだと教えられている気がします。
ならばこの苦しみにも必ず意味があるのだ。
泰麒は6、7年耐えた。
うーこもまだがんばる。